コロナ後遺症
こんにちは。青江店のいそたにです。今回はコロナ後遺症についてのお話です。
新型コロナウイルスに感染すると息切れや疲労感といった症状が長く続くことがあります。感染時に軽症だった人に限って言えば、こうしたコロナ後遺症の多くは1年後までに元の状態まで回復するケースが多いとする研究結果をイスラエルのチームがまとめました。
チームはPCR検査を受けた191万人のうち、陽性だったが軽症で入院しなかった30万人と、陰性だった30万人の健康状態を1年間にわたって比較しました。
すると嗅覚異常や味覚異常といった症状は1年以上も続く例があることが判明した一方で、集中力や記憶力の低下、呼吸困難や疲労感、動機といった後遺症は長引くが、1年ほどたつとリスクが低下することがわかりました。脱毛やせき、胸や体の痛みなどは半年ほどで落ち着く傾向がみられたそうです。
また、子供がコロナに感染した後で扁桃炎や結膜炎を発症するリスクが高いことも分かりました。チームはコロナ感染によって免疫機能が影響を受けた可能性があるとみています。
今回の調査でコロナ後遺症の多くが1年以内に回復することが報告されました。皆さまはコロナウイルスについてどんなことを知りたいと感じていますか？私は後遺症に対するワクチンの効果が気になっています（調べた限りでは大規模な調査は見つけられませんでした）。
コロナ後遺症についてはまだまだ不明な点が多く更なる研究の進展が望まれます。
