少量飲酒でも病気のリスク
こんにちは。青江店いそたにです。
先月、アルコール愛好家にとって厳しいデータが発表されました。厚生労働省が先月公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」です。
今回のガイドラインでは脳梗塞やがんなどの病気別にリスクを高める飲酒の量が初めて示されました。
指標は酒量より1日当たりの純アルコール量で、大腸がんや前立腺がんは20㌘。乳がんは14㌘。脳梗塞は男性40㌘、女性11㌘でリスクが高まり、高血圧や男性の胃がん、食道がんはこれらより少なくても発症しやすくなります。
20㌘とはビール(5%)で500ml、日本酒(15%)180ml、ウイスキー(43%)60ml、ワイン(12%)200ml、酎ハイ(7%)350ml、焼酎(25%)100mlに相当します。
指針では、短時間の多量の飲酒を避けることや1週間のうち飲まない日を設けることが求められています。また飲む際は、あらかじめ飲酒量を決めておくことが大切とも指摘されています。
適度な飲酒は心に潤いと安らぎを与え明日への活力となる方もおられると思います。今回公表されたガイドラインを参考にして確実に飲酒量をコントロールできればこれからも末永くアルコールと良い関係が続けられるのではないかと思います。